WAIWAICUP。
SUPを多くの人に楽しんでもらおうと、深井隆史氏が立ち上げたSUPの大会。
今年はそのWAIWAICUPが、SUNSET LIVE2018の会場で開催されます。
そのWAIWAICUPの主催者で、BEACH STOREオーナーの深井隆史氏にお話を伺いました。
現在、様々な場所で名前を聞くウォータースポーツ「SUP」。
SUPとは浮力の強いサーフボードに立ち、パドルで漕ぐ新しいウォータースポーツです。 スタンドアップパドル・サーフィン(Stand up paddle surfing)の略称でSUPと呼ばれています。 サーフィンの聖地、ハワイ発祥の新アクティビティで近年は日本各地でも人気、知名度が高くなりました。
深井 隆史:STAND UP PADDLEこと「SUP」が流行りだしたのが、今から約4、5年前。
SUNSET LIVE、「林憲治」さんをキッカケにSUPボードを扱っているメーカーの方と知り合い、「波のないシーズンに何かできないか?」という話の流れから、BEACH STOREでSUPボードを扱うことになったのが、SUPと出会ったキッカケです。
サーフィンがオリンピック種目になったこともあり、SUPは今後スタンダード種目になると確信しています。
特にこの4年で、急成長した若いスポーツではありますが、敷居の低さ、広い世代が遊べるスポーツとしてさらに認知度を高めていくことでしょう。
──:WAIWAICUPのヒストリーをお聞かせください。
深井 隆史:初めて「WAIWAICUP」を開催したのが2014年。この二見ヶ浦で開催しました。
もともと、この二見ヶ浦ビーチでイベントをやりたいという夢があり、林さんはSUNSET LIVEなどを通して色々なカルチャーを伝えるということをされているので、僕はこの二見ヶ浦のビーチでビーチカルチャーを伝えようと思ったのが始まりです。
WAIWAICUPは見て、読んで、文字の如く、みんなで和気藹々とSUPを楽しみ、海から上がってきたら、音楽を楽しもう!という思いで開催しています。
今年でSUNSET LIVEが26回目ですが、僕は関わらせていただき25年目という節目の年になります。
その節目に、他の人がしていないSUNSET LIVEへの関わり方をしたいと考え、今回のWAIWAICUPはSUNSET LIVE2018とコラボさせていただくことになりました。
僕らは誰から教わったりということでなく手探りでいまのSUNSET LIVEや会場などを仲間と作り上げてきましたが、後輩たちにはこんな風にSUNSET LIVEに関わることもできるんだよ、ということを見せることができたらと思っています。
今回SUNSET LIVEとコラボさせていただくことで、陸だけでなく海も盛り上り、ようやく海と陸が繋がったかなと。
──:最後に、当日会場に来られるお客様に向けて、見所などあればお聞かせください。
深井 隆史:SUPは見た目には簡単そうですが、体幹を使うヘルシーなスポーツです。
やればやるほど、痩せるスポーツでもあります。自分も86~87kgくらいから一年間で20kg落ちた経験があり、リバウンドしたりしますが、今体重をキープをしているのは、SUPのおかげだと思います。
SUPボードでヨガをしたり、クルージングをしたり、釣りをしたり、本当に幅広い世代の方が楽しめます。そして、レジャーやスポーツとして楽しむ以外に、SUPは競技でもあります。
当日は、エリートクラスという5kmのコースがSUPA(日本スタンドアップパドルボード協会)という協会公認のレースで、2018年度10月に湘南で行われる全日本選手権の予選大会にもなっています。
※公認のレースは、12:10~行われます。
僕はいつも「見て感じて、”体幹”せよ」と話をするのですが、音楽フェスの中で、SUPの大会が行われるというのは恐らく、世界でも初めてのことだと思いますので、SUNSET LIVE2018の会場で開催されるWAIWAICUPを、見て、感じて、「体幹」していただければと思います。
※注意:雨天悪天候では中止する場合がございます。
深井隆史氏
サーファーでありながら、2016全日本SUPA全日本SUP選手権大会サーフボードクラスにて3位入賞の腕を持つ。「スタンドアップ公認インストラクター」の資格を保有しており、サーフィンだけではなく、SUPを楽しんでもらうための活動として2014年に「WAIWAICUP」を糸島で立ち上げる。