bakery restaurant CURRENTの料理長を務める「冨永久幸」氏
1985年生まれ、福岡市西区元岡出身。現在3人のお子様を抱える、糸島在住の若かりしお父さんの顔も持っておられます。
高台にあり、糸島の海を一望できる人気レストランの料理責任者をご担当されている、冨永料理長にインタビュー。
冨永料理長:福祉の学校を卒業後、福祉関係の仕事に就きました。
一年半の勤務経験後、転職を考えていた当時、職場で料理をする機会があり「料理って、面白いかも、、、!」と、学生時代、とっても楽しかった居酒屋でのアルバイトと合わせて、ぼんやり飲食店での転職を希望するようになっていました。
冨永料理長:叔父が、Cafe SUNSETのオーナー林憲治さんと知り合いでして、Cafe SUNSET での求人募集を教えてもらいました。その後、応募したところ採用いただき、Currentのオープニングスタッフとして勤務させていただくことになりました。
しばらく勤務したのち、カレントを退社し、その後二年間、県内の洋食のお店と、定食を出す
飲食店にて勤務経験積みました。
当時カレントで料理長を務めておられた先輩が、近いうちにお店を出すということを知り、この方がカレントを辞める前に、「是非もう一度一緒に働きたい!」という思いからカレントに復帰しました。
Currentに復帰した時に、改めてこの環境(Current)が恵まれていること、働いておられるスタッフみなさんの温かさを改めて気づかされました。そんな経緯で、復帰してからCurrentでの勤務は5年、料理長を務めさせていただきまして、2017年現在2年目です。
冨永料理長:料理長を任されてからの1番の苦労は、「プレッシャーが大きくなった」こと。
そして、それぞれの個性を持ったスタッフをどのようにまとめていき、どう指導していくかというところを課題としています。
冨永料理長:このサラダは、12月の旬の芹(せり)、イチゴといった、旬の食材を使ったサラダでして、女性からとっても人気の一品です。
イチゴが大好きな僕考案の料理なのですが、この一品に必要な食材は、主に糸島の道の駅「伊都彩菜」にて仕入れており、食材がない場合、このサラダはお店で出しておりません。
イサキの中に、たくさんの香草を入れたレシピで、糸島の温野菜も使用した、一年中召し上がっていただけるメニュー。
冨永料理長:糸島は海が綺麗だし、魚も豊富に上がる。この素敵な環境で出す魚料理、せっかくなら一匹丸ごとドカンとお出ししたい!と、贅沢にイサキを丸ごと使用しました。前料理長が残されたレシピを自分なりにアレンジしつつ、脈絡と受け継がれている一品です。
冨永料理長:どんなに忙しくても、一皿一皿気持ちを込めて、表現を変えると「気」を込めて料理をお出ししています。お客様の手元に届くまで、皿を隅々まで確認し(割れていない、チップしていない、埃がないななど)全てに気を張っています。
Currentにお越しになるお客様は、癒しやロケーション、誕生日のお祝い、デートなど、、、
みなさん特別な想いを持って、当店に来られていると思います。そんなお客様の期待を裏切らない様、当たり前のことなのですが、お出しする料理は徹底しています。
冨永料理長:どのシーズンも午後〜夕方の来店が多く、特に冬は寒いためか、モーニングにはあまりお客さんがお見えになりません。
モーニングにもっと足を運んでもらえるように、パン料理を増やし「寒い冬の朝でも、Currentのモーニングに行きたい」と思ってもらえる環境を整えます。
そして、これからもスタッフ一丸となり、お客様の気持ちや、求められているものを考え、いつでもお客様を受け入れる姿勢を作って参りますので、是非一度、Currentにお越しください。
素敵な景色広がる、通称サンセットロードに位置するbakery restaurant CURRENT。
期待に胸膨らませてご覧店されるお客様に、喜んでもらうため、冨永料理長をはじめとする作り手のみなさんは、真剣に料理と向き合っておられます。
ぜひ、冨永料理長のおすすめ料理を、素敵な景色と共に、楽しんでみてはいかがでしょう?
営業時間 :8:00-19:00(18:00ラストオーダー)
定休日 :水曜日・第1火曜日
※臨時休業・貸切・営業時間変更等のお知らせはfacebook・twitter等でご案内致します。
駐車場 : 有
クレジット : 可
電話 : 092-330-5789
住所 : 819-1303 福岡県糸島市志摩野北向畑2290
URL : http://www.bakeryrestaurantcurrent-2007.com/
12月は30日まで営業。1月は2日よりオープン。
取材:福田基広、福田香織(SUNSET STYLE編集部)
撮影:福田香織
編集:松井脩将、福田基広(SUNSET STYLE編集部)