RHYMESTER（MUMMY-D）インタビュー「RHYMESTERの将来の夢」

2017年8月4日 ARTIST, INTERVIEW

ほぼ毎年SUNSET LIVEにご出演くださっているRHYMESTER。
僕が日本語ラップを知ったきっかけは、学生時代に友人から借りたRHYMESTERの3rdアルバム「リスペクト」だったのだが、それからずっと日本語ラップのファンとして、業界を追いかけ続けている。

そんな日本語ラップ中毒のきっかけとなった、RHYMESTERに、新作「マイクの細道」の話や、サンセットライブについてインタビュー。今回ご返答くださったのが、RHYMESTERのメンバーである「MUMMY-D」氏。

── ドラマ”サイタマノラッパー”の主題歌「マイクの細道」リリースおめでとうございます！
今年のサンセットライブも出演下さるとのことで、生で聴けるのが非常に楽しみなのですが、「マイクの細道」はどんな経緯で生まれた作品でしょうか？

MUMMY-D氏（以下、MUMMY-D）：元々、映画『SRサイタマノラッパー』シリーズのファンであった僕らのところに、ドラマ化するにあたって主題歌をお願いできないかというオファーを頂いたのがキッカケです。僕らにしては珍しい純タイアップ曲。自分たちの歩んできた道のりと劇中のポンコツラッパーたち（笑‥失礼！）の珍道中をオーバーラップさせながら書き上げました。

── サイタマノラッパー、フリースタイルダンジョン、ラップスタア誕生！と、2017年も引き続き日本語ラップが世間を賑わせてますが、お三方から見て、現状をどう捉えておられますか？
個人的に、日本語ラップファンとして、お茶の間で日本語ラップを目にする機会が増えていることを非常に喜んでいますが、、、

MUMMY-D：あと10年くらいは次のブームがやってこないだろうと思ってたので、嬉しい限りです！！フリースタイラーやプロ志望のラッパーのスキルが上がっているだけでなく、ごく普通の高校生や会社員や女の子が自己表現方法としてラップを選択しているのを見ると、これは前回のとはまた違ったレベルの定着をし始めたもんだとビックリ＆感慨深しデス。

── ファンを大切にすることで有名なライムスター様ですが、福岡のファンに対しての印象や、福岡でライブ活動を通しての想い出などあれば、是非お聞かせください。

MUMMY-D：ファンを大切にするっていうかね、出待ちしてくれてる皆様を見ると、やっぱ嬉しいしありがたいし、昨日までの自分たちにしか見えないし、時間の許す限り対応したいなと思うよね、ウチは３人とも。というわけで一番印象に残っているのは親富孝通りの長浜公園、ドラムロゴス前での交流のひとときですね！もちろん毎回かんならっず盛り上がるサンセットライブもデス！

── ほぼ毎年ご出演くださっている、サンセットライブへの想いをお聞かせいただきますか？

MUMMY-D：お世辞でなく、すべての野外音楽フェスの中でイチバン『ちょうどいい』お祭り！
僕らの毎夏の締めくくりであり、走馬灯のように思い出すであろう、我が音楽人生の最も幸せな時間のひとつです！！

── 最後に、改めてお伺いしたいのですが、四半世紀以上、第一線で活躍し続けておられるRHYMESTERの「将来の夢」をお聞かせください。

MUMMY-D：ラップ上手くなりたい！！！
もっともっと！！
…意外かもしれませぬが。
弾き語りのソウルシンガーが
そのヴォイスとメロディで
人々の涙と感動を誘う領域まで
このヴォイスとリズムで。

わたくしMummy-Dだけの、
見果てぬ夢かもしれませぬーーー！！！

以上回答
ライムスター / Mummy-D

2017年9月6日リリース！
NEW ALBUM「ダンサブル」

ダンサブル(初回限定盤A)(Blu-ray Disc付)