2017年9月2日と3日の2日間、福岡県糸島市にある芥屋海水浴場にて開催される野外フェスSUNSET LIVE内にて「船上ウェディングイベント」が3日の18時前、天空ステージにて予定されています。
愛する2人が、新しい人生共に歩くための大切なイベント。
このイベントで、7メートルを超える鉄のモニュメント「比翼の樹」が初お披露目となります。
「比翼の樹」は、対象に展示された2つの翼が広がっているモニュメントを予定しており、この巨大な金属アート「比翼の樹」を制作されたのは、糸島在住歴30年のアーティスト伊藤和也さん。
貴重な制作現場と、どういった経緯で生まれたのか?を伺いました。
当時、金属を使った作品制作の授業をご担当くださった、中西先生との出会いがきっかけとなり、金属を使ったアートに魅せられ、卒業後に本格的に活動開始。現在、伊藤さんの活動歴は、30年を超えておられます。
大学卒業後は、中西先生の元に集まられた有志で「DOT」というアート集団を結成、毎年グループで個展や展覧会を開催。現在はグループ自体の活動はなく、伊藤さん個人での活動がメインとのこと。
SUNSET LIVE主催者の林憲治さんとの出会いは、2017年春。
糸島にあるWILD MARTに伊藤さんが足を運んだ際、オーナーの山北さんキッカケでお知り合いになられた、SUNSET LIVE主催者の林さんに、伊藤さんご自身の作品を見ていただいた際、とても気にいって下さったそう。
今回SUNSET LIVE会場でお披露目となる「比翼の樹」。
伊藤さんが以前に制作された作品「翼の樹」という、小さな片翼をかたどった、金属アート作品が元になっています。
元になった作品「翼の樹」は、現在SUNSET LIVE運営元の株式会社ALOHA PLAN 事務所内に展示してあります。
伊藤さんが制作されたイメージ画を元に、林さんと打ち合わせをしていた際、
この作品、「比翼の鳥」と「連理の枝」が一緒になったイメージになりそうでは?
との話の流れで、しっかりと、ずっと幸せが続くような夫婦関係を築いて欲しい。との願いから、「比翼の樹」という名前に決まった経緯を持っています。
「比翼の鳥」とは、比翼の鳥は想像上の生き物。
雄と雌がそれぞれ目と翼が一つずつあり、常に一体になって飛ぶという。「連理の枝」とは、根元が別々の二本の木で、枝や幹が途中でくっつき木理が連なったもののこと。
この「比翼」と「連理」を組み合わせ、男女の深い契りをたとえている。
白居易の詩『長恨歌』に「天に在りては願わくは比翼の鳥と作らん、地に在りては連理の枝と為らん」とあるのに基づく。「連理比翼」とも。
「SUNSET LIVEで、何か大きな作品を展示したいのですが、なにかいいアイデアはないですか?」
林さんからWILD MART店内にて相談され、本格的に制作がスタートしてから2ヶ月。
伊藤さんにとって、過去最大級の大きさとなる、7メートルの作品「飛翼の樹」は完成は目前である。
どんな作品がお披露目となるのか?
SUNSET LIVE2017にて、楽しみにしたい!
【8月28日追記】そして、ついに「比翼の樹」完成!試験設営が船上にて行われた様子を簡易レポートとしてご紹介!
>> モニュメント「比翼の樹」公開!SUNSET LIVE空海劇場始まります
レポート:福田基広(SUNSET STYLE編集長)
作品名:比翼の樹(金属アーティスト伊藤和也 氏作)
公開予定日:9月3日17:40-18:00 SUNSET LIVE WEDDING@天空ステージ(ゆうなぎステージ)