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【9/2追記】Suchmosインタビュー「自分たちが音楽で、誰かに手を差し伸べられている実感」

10月7日の札幌公演を皮切りに、全8会場11公演にわたる全国ツアー『TOUR FIRST CHOICE LAST STANCE』の開催を発表!サンセットライブに3度出演くださっている、現在国内で最も注目されているアーティスト「Suchmos」について、改めて、特別インタビューを敢行。

 

 

 

── 新レーベル発足おめでとうございます!
2013年1月に結成されたとのことですが、結成の経緯を、サンセットの皆様に向け、改めて是非、お聞かせください。

Suchmos:ありがとうございます。バンドの結成については、それぞれ幼稚園から一緒の幼馴染や、高校時代の遊び仲間、音大の先輩後輩だったりです。

ドラムのOKとDJのKCEE兄弟の実家に集まってYouTubeでライブ映像を見て踊ったり、みんなで古着屋巡ったり。一緒にいろんな音楽やカルチャーを共有していくうちに今のスタイルでバンドがスタートしました。ラフに遊んでいる友達ってとこから始まった感じです。

 

── Suchmosにはリーダーという役割のメンバーはいらっしゃいますか?

Suchmos:リーダーという役割はメンバー間では特に決めていないんです。例えば楽曲制作はメンバー全員でスタジオに入ってジャムりながらなので、ビジョンとかイメージをちゃんと作れているメンバーが自然とリーダーシップを取ってやっています。

 

── F.C.L.S. というレーベル名の由来と立ち上げた経緯を教えてください。

Suchmos:F.C.L.S.というレーベル名は、最新作のタイトルでの頭文字でもあります。Suchmosのバンドとしての基本理念。このレーベル名の通り、この先も変わらず初志貫徹で、俺達のやりたいことをよりスケールの大きいものにしていきたいという思いが込められています。

 

── F.C.L.S. というレーベルを立ち上げる前と後で、感じる変化はありますか?

Suchmos:Suchmosのやりたいこと、夢を実現させていくために設立したレーベルなので、変わった点は全くなくて、俺達は俺達で音楽を作り、そして周りの人達はよりカッコいいやり方で広めてくれるっていう。なのでスタッフ陣を含めて大きく変わった点はありません。むしろチームに力強いアイディアを持ってる人達が増えたっていう感覚です。

これまで乗っていた船が大きくなったというか、多少の荒れた天気とか台風では負けない、頑丈な補強も施されている船になったっていう感じです。

 

── 2017年1月にリリースされた2nd「THE KIDS」は、内容はもちろん、話題性も高く、Suchmosにとって、ステップアップのきっかけになったアルバムなのでは?と考えます。実際リリースから半年が経ち、全国ツアーも控えている中で、改めて周りからの反響はいかがですか?

Suchmos:自分たちのカッコイイと思う音楽が「THE KIDS」という作品を通して世の中に提示出来たことは、バンドにとってはもちろん、周りにとっても明るいニュースになっているんだったら、これほど嬉しいことはありません。

前回のツアーの『TOUR THE KIDS』ぐらいからは、これまでと全然性格の異なるものになっていて、オーディエンスに対する姿勢も、『喰らえ!』みたいな感じではなく、『よく来たね!』みたいな感じで俺らのホームという場所に変わっていきました。自分たちが音楽で誰かに手を差し伸べることができてるんだっていう実感もあり、これからはもっとより多くの人に聴いていただけたら素直に嬉しいと思っています。

 

── 変わらずカッコいいと思う音楽を追究するため、そしてこれからも増えていく夢を叶えるために立ち上げたニューレーベル<F.C.L.S.>(エフシーエルエス)より、記念すべき第1弾作品となるシングル『FIRST CHOICE LAST STANCE』をリリースされましたが、このシングルが作られた想いをお聞かせください。

Suchmos:新たなバンドのチャレンジのLIVE&DIRECT「WIPER」と、この1年で色々な出会いや別れ、自分自信の純粋な気持ちで歌詞を書いたI&I「OVERSTAND」嘘のない”今”のSuchmosの楽曲です。歌詞では俺YONCE(ボーカル)とHSU(ベース)のそれぞれ感じていることをテーマにしています。このタイミングに思ったこと、それが作品になったということは然るべきタイミングだったんだろうと思っています。

 

── 全国ツアー、新レーベル発足と、非常にご多忙であろう中、サンセットライブに3度連続の出演、本当にありがとうございます。そんな中、サンセットライブに3度目の出演を決めてくださった理由をお聞かせください。

Suchmos:今年も夏の締めくくりはサンセットライブ!と決めてきました。このフェスのロケーション・ムードが大好きです。

 

── 横浜ご出身とのことで、海が常に身近にある環境だったと思われます。
福岡や、サンセットライブの会場である糸島も、海が常に身近にある環境で、地元愛が強い場所として、共通点を強く感じます。実際に、福岡や糸島にこられた際の印象、または地元横浜との共通点を感じることはございましたか?

Suchmos:糸島を流れる空気は地元茅ヶ崎の雰囲気をより濃くしたようなものに感じます。開放的で、ゆるくて自由な雰囲気!最高です。

 

── 最後に、WEBマガジン「SUNSET STYLE」をお読みの読者、そしてファンの皆様に一言お願いいたします。

Suchmos:糸島集まって元気出そうぜ!音楽のパワーでLove&Unity!よろしく~!

 

\2017.9.2追記/

SUNSET LIVE 2017に出演したSuchmos!9/2トリを務めたLIVEは、最高の盛り上がりとなった!
その様子をPICK UP!

>> 【SUNSET STYLE’S PICK UP!】Suchmos

 

取材、編集:福田基広(SUNSET STYLE編集長)

 

 

PROFILE

出典元:OFFICIAL SITE

 

Suchmos(さちもす)

2013年1月結成。ROCK、JAZZ、HIP HOPなどブラックミュージックにインスパイアされたSuchmos。メンバー全員神奈川育ち。Vo.YONCEは湘南・茅ヶ崎生まれ、レペゼン茅ヶ崎。都内ライブハウス、神奈川・湘南のイベントを中心に活動。バンド名の由来は、スキャットのパイオニア、ルイ・アームストロングの愛称サッチモからパイオニアとなるべく引用。普段からバイブスを共有していた、YONCE(Vo)、HSU(Ba)、OK(Dr)、TAIKING(Gt)、KCEE(Dj)、TAIHEI(Key)の6人グループ。

【OFFICIAL SITE】 suchmos.com
【Twitter】 https://twitter.com/suchmoz

 

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